Passive

パッシブ換気

パッシブ換気

パッシブ換気システムとは

寒冷地における冬期間の内外温度差による浮力を利用する換気方式で、断熱気密機能を高く保った建物の床下空間へ集中的な自然給気を行います。

住宅全体の負荷に応じた暖房器を床下に設置してその冷外気を予熱し、暖めた空気を自然循環させることで全室の暖房と換気を同時に行う、北海道が生んだ世界に誇れる画期的な暖房換気システムのことです。

スイッチやフィルター、ダクトがないため、メンテナンスが基本的に不要。家が存在する限り24時間、自然に換気し続けます。

FEATUREパッシブ換気の特徴

高断熱・高気密の完璧な構造

高気密高断熱住宅でなければ、計画通りの換気が機能しないため、高い施工技術が求められます。
住宅の断熱・気密性能を徹底的に図ることで、温度むらの少ない暖房環境が実現します。気密化を徹底することで、換気の入口と出口が明確になり、換気経路や換気量をコントロールできるようになります。

バランスの良い換気

機械換気システムでは、空気の通り道ができて空気のよどみができやすくなります。
パッシブ換気システムは、空気の流れが従来の横の流れから縦の流れに変化します。床下がチャンバーとして働くので、空気のよどみができにくい換気システムになります。

MERITパッシブ換気のメリット

  • 24時間家中新鮮な空気

    自然の力で新鮮な空気を取り込むので、留守や停電のときでも常に換気が行われます。
    気温に応じて給気口が開閉し、家全体を循環するので空気がよどむこともなく、結露やカビが発生しにくくなります。

  • ランニングコストが低い

    強制的に給排気をする機械換気とは違い、熱を無駄に排出することがないため、冷暖房にかかるランニングコストが節約できます。
    自然の力を動力にするため、電気代がかかりません。

  • 家の耐久性が向上

    間仕切りや天井ふところを利用した空気循環をすることで、抜群の換気バランスが得られます。
    また、床下は常に乾燥している状態になるため、土台の腐朽が起こりにくく、建物の耐久性が向上します。

  • 優れた静音性・メンテナンスフリー

    自然の力を最大限に利用しているので、機械換気に比べて吸気音が静かな特徴があります。
    また、機械換気に比べフィルター掃除の必要もなく、壊れるところがないため維持費用もかかりません。

  • 快適性が向上

    冷たい外気を集中的に予熱処理することで、室内の温熱環境が確保できます。
    建物全体に暖気循環が起こるため、温度差がほとんどありません。

  • スペースの有効利用

    床下に暖房機があるため、各部屋に暖房機を設置しなくてもよく、室内を広く使うことができます。また、小さなお子様がいてもけがの心配がなく安心です。

パッシブ換気の家に宿泊してみませんか?

大平洋建業では、この「空気のおいしいパッシブ換気の家」を体感していただくために、白老町のモデルハウス宿泊体験を実施しています。

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