灯油高でも燃料代は前年とほぼ同じ。パッシブ換気床下暖房システムの家
札幌市清田区 W様邸
昭和55年に両親が建てた住宅で、同居生活を送っていたWさんご夫妻。築年数を経るほどに間取りの不便さ、老朽化が目立つようになりました。2人の娘さんの「そろそろ自分の部屋が欲しい」という声が引き金になり、平成17年春に建て替えを決意。リフォームも考えましたが、意外に費用がかかることがわかり、決断したといいます。
凝り出すと、とことん突き詰めなければ気が済まないWさんは、決断と同時に猛勉強を始めました。資料集めや住宅展示場巡りだけでは飽き足らず、家づくりの各種セミナーにも積極的に参加。そして、健康的で暖かな室内環境をリーズナブルな予算で実現するパッシブ換気床下暖房システムを知りました。
「「どこで施工してくれるのかを調べた結果、大平洋建業さんにたどり着きました。限られた予算内でも理想の家が実現できることがわかり、じっくりプランの検討を重ねて、平成18年11月に契約しました」
昨年8月に完成した新居は、玄関とバスルームを共有する2世帯住宅。1階にご両親、2階にWさんご家族の居住スペースが設けられています。各フロアの床は、シックハウス対策にも有効な無垢材フローリングを採用。ご両親の寝室を兼ねた1階和室には、無農薬栽培のイグサを使用した健康畳を入れました。
「空気が爽やかなのには驚きました。夜間はボイラーを切っていますが、真冬でも18℃くらいの室温を保っています。今年は灯油高なのに、燃料代も前年と変わっていないんですよ」と、奥さんも大満足のご様子でした。